日東電工、ミラノデザインウィークで新技術による
展示「Search for light 」を公開

日東電工は、イタリア・ミラノで開催中のミラノデザインウィーク2021に初出展し、同社の新しい光制御技術「RAYCREA(レイクレア)」を2021年9月10 日(金)まで公開している。

この技術では、透明な「RAYCREA」のフィルムをガラスやアクリル板に貼り、光源を組み合わせることで、フィルムを貼った面だけを光らせることができる。光と色を面として受け止めることができ、新たな面照明の可能性をもたらすという。

同展では、「Search for Light」と題し、クリエイションパートナーに建築照明デザイナーの面出薫を迎えて、「RAYCREA」の表現力と可能性を探求している。

会場は「PLAY with LIGHT」「Light is Material」「Light in Architecture」からなる3つのエリアで構成されている。

エントランスを抜けると、ラビリンスをテーマとした「PLAY with LIGHT」が登場。「RAYCREA」で加工したパネルに光を与え、幾重にも重ねた光と色が、光の森に迷い込むような神秘的で浮遊感ある空間体験を提供する。

つづく「Light in Architecture」は、面出のデザイン哲学である「自然に学ぶ」という理念のもと、さまざまな光の表現を紹介。同氏がこれまでに手がけた建築照明の事例やインタビュー映像とともに、建築や都市のなかでの「RAYCREA」の表現の可能性があるかを考えている。

また、「Light is Material」は、「RAYCREA」の技術や特徴にフォーカスした展示で、建築やインテリア、照明器具などのプロダクト、ランドスケープ、芸術表現の素材として、どのような可能性をもつかを紹介している。End

Nitto Exhibition MILAN DESIGN WEEK 2021
「Search for Light」

会期
2021年9月5日(日)~9月10日(金)
会場
Torneria Tortona(via Tortona32, Milan)
詳細
https://www.nitto.com/jp/ja/products/raycrea/