丹青社、竹工芸家・四代田辺竹雲斎とともに
新たな工芸体験空間を設計

▲MRコンテンツ体験のイメージ

商業施設・⽂化施設などの空間づくりをおこなう丹⻘社は、⽵⼯芸家・四代⽥辺⽵雲斎のエージェントである夢⼯房と業務提携契約を締結したことを発表した。

丹⻘社は、⽇本のアート・⼯芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」を2019年5⽉より運営しており、⽇本の「⽂化の担い⼿」であるアーティスト・⼯芸家の活動の幅を広げる取り組みを行っている。

一方、四代⽥辺⽵雲斎は、テクノロジーと伝統⼯芸の技法を融合した作品や巨⼤なインスタレーションの制作など、⾰新的な活動を展開している。

また、同⽒は「B-OWND」のサービス開始当初より参画しており、丹⻘社本社内でのインスタレーションの展⽰や、丹⻘社で空間演出を専⾨に⼿がけるCMI(クロスメディアイノベーション)センターとともに、展⽰を活かしたデジタルコンテンツの制作などを進めてきた。

▲インスタレーション作品 制作中の様⼦

今回の業務提携により、両者は新たな空間体験を具現化するための実証実験・開発を進め、「⼯芸」と「空間」の創造⼒・技術⼒とテクノロジーを融合した空間の新たな体験価値を⽣み出し、デジタル活⽤による次代の⼯芸の可能性を提⽰する共創プロジェクトを推進するとしている。

四代⽥辺⽵雲斎は、「テクノロジー化が進み、新たな時代を迎えている現在、アートや⼯芸が⼤きく変化しています。この業務提携により、⽇本のアイデンティティーを持つ⼯芸が進化し、創造性と技術、そしてテクノロジーが融合する新たなプロジェクトを創り出します」とコメントしている。End

▲四代⽥辺⽵雲斎