京都の伝統技法「墨流し」を紹介する
ISSEY MIYAKE KYOTO KURA展「墨流し」

▲©ISSEY MIYAKE INC.

京都市中京区のISSEY MIYAKE KYOTOでは、京都の職人による伝統技法「墨流し」を布と光と映像で紹介する、KURA展「墨流し」を2021年8月26日(木)から9月19日(日)まで開催している。

▲©ISSEY MIYAKE INC.

ISSEY MIYAKE 2021/22年秋冬コレクションのテーマは「As the Way It Comes to Be -生まれたままで-」。ありのまま、そこに生き続ける自然のさまざまな表情を、一枚の布に落とし込んでいる。

▲©ISSEY MIYAKE INC.

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同展で紹介するのは、コレクションのものづくりに取り入れられた「墨流し」という技法。墨流しは、水槽に張った水に染料を垂らし、自在に広がった形をそのまま布に写し取り、柄を描くものである。

▲©ISSEY MIYAKE INC.

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京都の工房で、職人が一枚一枚、滑らかな手作業で作り上げており、ひとつとして同じ柄は生まれないという。

▲©ISSEY MIYAKE INC.

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会場では、川のように大きく広げた一枚の布が、水のたゆたいを表現。水面のきらめきや石と石の間に浮かぶ気泡のような表情を、照明によって生き生きと演出するとともに、実際の墨流しの製作風景も、プロジェクターで上映する。End

ISSEY MIYAKE KYOTO KURA展「墨流し」

会期
2021年8月26日(木)~9月19日(日)
会場
ISSEY MIYAKE KYOTO
詳細
https://www.isseymiyake.com/ja/news/8210