イタリアのスポーツチームの物語を伝える
ホスピタリティハウス「Casa Italia」

イタリア国立オリンピック委員会は、東京オリンピックの開催に合わせて、2021年7月22日(木)から8月8日(日)まで、公式ホスピタリティハウス「Casa Italia(カーサイタリア)」を東京都港区の高輪・貴賓館にオープンしている。

Casa Italiaは、イタリアや国際的なTVネットワーク、アスリートのためのホスピタリティハウス兼スタジオ。東京オリンピック開催期間中は、イタリア国際オリンピックチームがイタリアチームの物語を伝えている。

今回のCasa Italiaは、「Mirabilia(ミラビリア=「驚異的なもの」)」をコンセプトとして、スポーツ、サステナビリティ、アート、デザインの分野からイタリアが世界に誇るコンテンツを発信。

「Mirabilia」は、1500年から1700年にかけてのコレクターたちが収集した珍品を展示する空間「Wunderkammer(ドイツ語で「驚異の部屋」)」に由来するという。

彼らは、かつて芸術作品(アーティフィシャル)と自然物(ナチュラリア)を収集し、それらを違いや上下関係なく一緒に展示していたそうで、これらのコレクションを総称したものを「Mirabilia」と呼んでいるそうだ。

▲Atlas/Giovanni Bonotto

▲Garden Colobri (Wall&Deco wallpaper)/Bonotto

現代の言葉に置き換えると、自然、伝統、芸術、スポーツを最高のレベルで高める「Marvelous(驚異的なもの)」を集め、保存し、公開する、いわば宇宙のような空間である。

▲Rose chair/Edra

また、「Marvel(驚異)」というテーマのもと、「ほんの少しの魔法のような瞬間」に入りこむような感覚を表現。今回、イタリアと日本の文化を結ぶ上でのキーワードとなっている「Wonder」=「驚き」をテーマとした展示物の数々は、自然やそれを構成するもの、そして日常生活にある「魔法」や「驚き」に対面させてくれる。End

▲Games table/Hillsideout、Il Mare/Adeleide Cioni

▲Essential(sofas)/Edra、Liquefy/Patricia Urquiola

▲Swings/Matteo Thun for Ethimo

▲Eroi(Heroes)/Giuseppe Gallo

▲Aeolien Landform/Loris Cecchini

▲Social rooms/Nipa Doshi and Jonathan Levien of Moroso

▲Starlight/Tokujin Yoshioka for Glasitalia、Gilda/Edra