NEWS | プロダクト
2021.07.14 14:25
工学院大学の建築系学生プロジェクト「WA-K.pro(ワークプロ)」が、オンライン授業や在宅ワークに役立つダンボール製の半個室「Home Office」と、パソコンやデスク周辺機器を収納して持ち運べるバッグ型パーテーション「Portable Work Space」を開発した。
これは、電通テックと豊栄産業が手がけるダンボール製プロダクトブランド「danbal」との共同プロジェクトだ。
主に活用している素材は、一般的なダンボールのおよそ3倍の強度を誇る強化ダンボール「danbal board」。強度の高いオリジナル素材で作られているため、繰り返し長期間の使用が可能だという。
Portable Work Spaceは、パソコンを収納して手軽に持ち運ぶことができ、作業場所ではパーテーションの機能を果たす。周りの飛沫を気にせず個人スペースを確保することができ、感染防止に役立てることができる。
また、Home Officeは、「danbal」の既製品のデスクとチェアに合わせたサイズ感で、ダンボール製家具だけで手軽に自分だけのワークスペースを作り上げることができる。また、細部にまでこだわった設計で、屋根の隙間から光が落ちるため、まるで秘密基地のような落ち着く空間となっているそうだ。