NEWS | サウンド
2021.07.02 14:16
きわプロジェクト実行委員会は、国内外で映像空間演出を手がける向井知子と、鉄製スリットドラム「波紋音(はもん)」奏者の永田砂知子の共創による映像音響公演「きわにたつ」「きわにふれる」を、東京都新宿区にある曹洞宗 萬亀山 東長寺にて2021年8月19日(木)から8月22日(日)まで開催する。
新宿はかつて、玉川上水などの人工的な「水ぎわ」が古くから構築され、そこに都市が形成されてきた歴史があるという。
そこで、同公演では、都市の水ぎわである東長寺「水の苑」(屋外回廊)を囲み、本堂へのパブリックプロジェクションと波紋音の演奏によって、「都市の暮らしと自然との繋がり」を喚起するプログラムを披露する。
作品は、高層ビルが立ち並ぶ借景や、都市の環境音を取り込む演奏で構成。寺院として世界初のパッシブハウス認定を受けた東長寺文由閣の円形状の講堂に、国内外で撮影した自然・都市景観を素材としたパノラマ映像による空間演出を展開するそうだ。
また、イベント会期中には、公開トーク「きわダイアローグ」をオンライン配信。ゲストとともに、「都市像と自然」「世界(自然・環境)の知覚の仕方」をテーマとした対談やワークショップ「インクルーシブ・ピクニック」の紹介などを行う予定だ。
映像音響公演「きわにたつ」「きわにふれる」
- 日時
- 2021年8月19日(木)~8月22日(日)
- 会場
- 曹洞宗 萬亀山 東長寺 水の苑
- 詳細
- http://kiwa-project.org/