NEWS | アート / ソーシャル
2021.06.24 14:01
アート集団 チームラボは、京都・大阪を基盤とする複数の企業と共同で、京都駅東南部エリアの市有地にアートミュージアム、アートセンター、市民ギャラリー、カフェなどが入居する複合文化施設の整備を計画している。
その一角を担うアートセンターの計画に、国際的なアート事業「Superblue(スーパーブルー)」が参画することが発表された。
Superblueは、米ニューヨークを本拠地とする国際的なメガギャラリー「Pace Gallery(ペース・ギャラリー)」のCEOらと、ローレン・パウエル・ジョブズが率いる社会活動団体「エマーソン・コレクティブ」を創立パートナーとして立ち上がった、体験型アートに特化した事業である。
大規模な没入型の作品を展示するアートセンターを展開しており、2021年5月20日には米フロリダ州マイアミに最初のアートセンター「Superblue Miami」をオープン。ジェームズ・タレルやエス・デブリン、チームラボによる没入型の空間作品を長期的に展示している。
これに続き、京都駅東南部エリアには「Superblue Kyoto」がオープンする予定。世界的なアーティストによる大規模な没入型の作品展示や、京都の学生や地域住民とのワークショップの開催を検討しているという。
また、同エリアには、チームラボのアート作品を複数展示するアートミュージアム、京都市立芸術大学の学生をはじめとする京都の芸大生の発表と交流の場となる市民ギャラリー、地域の人たちも利用できるカフェも併設されるそうだ。