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2021.06.18 15:00
Googleにとって初となるリアル店舗「Google Store」が2021年6月17日(木)、米ニューヨーク・チェルシーにオープンした。「Pixel」や「Nest」、ウェアラブルデバイス「Fitbit」、ノートPC「Pixelbook」など、Googleの最新機種を体験できるショップである。
同社はこの実店舗をユーザーに役立つというプロダクト設計と同じアプローチでデザインしたそうで、Googleのデバイスを楽しみながら、心地よい時間を過ごすことができるという。
ニューヨークを拠点とする建築スタジオ Reddymadeが手がけた店内では、PixelやNestのさまざまな機能だけでなく、Google検索、Googleアシスタント、Googleマップ、YouTube、Stadiaといった数々のサービスについても没入体験で知ることができる。
さらに、同店ではGoogleのサステナビリティへの取り組みについても紹介。素材や建築プロセス、機械システムなどあらゆる要素を吟味して選択。コルクや木を使ったカスタム家具はブルックリン・グリーンポイントの職人が作製し、カーペットにもリサイクル素材を使うなど環境にも配慮している。
エントランス付近にあるのは、高さ17フィート(約5.1m)もある円筒形のガラスの彫刻。これは「Google Imagination Space」と呼ばれるもので、中にはインタラクティブスクリーンが設置されていて、Google翻訳や機械学習機能を紹介。ディスプレイに話しかけると一度に24の言語で翻訳され、こうしたGoogleテクノロジーがどのように実現されているかを学ぶことができるそうだ。
また、ウィンドウにはリアル/デジタルのディスプレイが並び、プロダクトやその機能を紹介、光あふれる店内でGoogleのプロダクトを体験してみようと街ゆく人を誘ってくれるだろう。