Stellar Worksに新登場した
ソファコレクション「Float」とワードローブ「Host」

中国・上海に拠点を置く家具ブランド Stellar Worksから建築家 ミケーレ・デ・ルッキがデザインしたソファコレクション「Float」と、デザイナーのセバスティアン・ヘルクナーが手がけたワードローブ「Host」が登場した。

Floatは、まるで空中に浮かんでいるかのように見えるモジュールタイプのソファ。この不思議な印象が生まれるのは脚が外側にはみ出すように設置されているからで、二層クッションが快適さを提供、薄くて丈夫なスチール構造が寝転んでもしっかりとサポートしてくれる。

1人掛け、2人掛け、3人掛けのソファがあり、追加でL字型にもすることができるほか、バックシートやヘッドレスト、木製サイドテーブルなどをカスタマイズして、さまざまなレイアウトを楽しむことができる。

デ・ルッキは「このソファで表現したかったのは、宙に浮くような印象や、空に浮かんだ雲のように移ろいゆくというアイデアでした。ソファの形状はアクセサリーを自由に組み合わせて変えることができますし、そのつど自宅や公共スペースに合ったいろんな表情や機能をもたせることができます」とコメントしている。

一方、Hostは、Stellar Worksとの初めてのコラボレーションから生まれた、自宅でもホテルでも使える柔軟な可動式ワードローブ。

片側にハンガーレールがあり、もう片側のスチールフレームにはオープンシェルフやミラーを配置しており、取り付けられた車輪により室内で自由に位置を変えることが可能。全体がオープンなデザインで、ジュエリーや時計などのアクセサリーを置く小さなトレイも付属している。

ヘルクナーは、「ゲストがなによりも快適に滞在できるようにと考えたものです。私たちはゲストの持ち物が置けるフリースペースを作るという共通のテーマをもってこのワードローブを手がけました。いわば、衣服やジュエリーなどを自分の好みで配置できるステージといえるでしょう」とHostのデザインについて語っている。End