▲ラウンジチェア

建築設計事務所 Foster + Partnersは、英ファニチャーブランド Benchmarkの既存コレクション「OVO」向けに、オフィスや商用、自宅でも使える新しいチェアシリーズをデザインした。

今回登場するのはアームチェア、スタック可能なアームレスチェア、ラウンジチェアの3点。なめらかな手触り感のある形状で、コレクション全体と調和する、すっきりとして人間工学にも配慮したデザインとなっている。

▲アームレスチェア

▲アームチェア

スタック可能なチェアは軽量で、使用後に簡単に収納することが可能。会議室やレクチャーホール、多目的スペースなど、さまざまな用途に使うことができる。一方、アームチェアは、アームレストの丸みのあるエッジが背もたれにまで続いている。

また、ラウンジチェアのアームレストは、カップやノートPCを置けるように幅広になっており、シートも深くゆったりとしているので、オフィスのロビー、ブレイクアウトスペース、航空会社のラウンジ向けだそうだ。

シートはモジュール式で無垢材か革張りかを選択可能。使用されるアニリン革はNordic Swan Ecolabel認証のもので、オーガニック・ラムウールは抗菌性や通気性があるという。製造には有毒な化学物質を使用せず、カーボンマイナスも実現するとしている。