Apple、優れたアプリやゲームを表彰する
2021年Apple Design Awardsの受賞者を発表

Appleは、イノベーションやアイデア、卓越したデザイン、優れた技術を表彰するApple Design Awardsを2021年6月10日(木)に開催した。

今回は、「インクルージョン」「喜びと楽しさ」「インタラクション」「ソーシャルインパクト」「ビジュアルとグラフィック」「イノベーション」という6つの新しいカテゴリーを設定し、世界中のデベロッパによる12のアプリケーションとゲームを表彰した。

「インクルージョン」部門は多様な背景、能力、言語の人々を支援するものに与えられ、24を超える言語によるテキスト読み上げアプリケーション「Voice Dream Reader」などが受賞。

▲インクルージョン部門 アプリケーション:「Voice Dream Reader」/デベロッパ:Voice Dream LLC(米国)

▲インクルージョン部門 ゲーム:「HoloVista」/デベロッパ:Aconite(米国)

「喜びと楽しさ」部門では、コミカルな会話で軽快に物事を進めることができるプラットフォームゲーム「Little Orpheus」などが選ばれている。

▲喜びと楽しさ部門 ゲーム:「Little Orpheus」/デベロッパ:The Chinese Room(英国)

▲喜びと楽しさ部門 ゲーム:「Pok Pok Playroom」/デベロッパ:Pok Pok(ベルギー)

直感的なインターフェイスと簡単な操作を提供する作品を称える「インタラクション」部門では、ユーモラスな天気予報とユニークなビジュアルなど、エンターテインメント性が満載された「CARROT Weather」などが受賞している。

▲インタラクション部門 アプリケーション:「CARROT Weather」/デベロッパ:Grailr LLC、Brian Mueller氏(米国)

▲インタラクション部門 ゲーム:「Bird Alone」/デベロッパ:George Batchelor(カナダ)

さらに、生活を向上させ、重要な問題に光を当てる作品を評価する「ソーシャルインパクト」部門では、視覚に障がいのある人や弱視の人が、世界中のボランティアとカメラを使ってペアになり、物を識別するのをサポートしてくれるアプリケーション「Be My Eyes」などを表彰。

▲ソーシャルインパクト部門 アプリケーション:「Be My Eyes」/デベロッパ:S/I Be My Eyes(デンマーク)

▲ソーシャルインパクト部門 ゲーム:「Alba」/デベロッパ:ustwo games(英国)

そのほか、「ビジュアルとグラフィック」部門では「Loóna」や「原神」、「イノベーション」部門ではミュージックアプリケーション「NaadSadhana」や複雑なPC版ゲームの体験をモバイルで実現した「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」が選出されている。End

▲ビジュアルとグラフィック部門 アプリケーション:「Loóna」/デベロッパ:Loóna Inc(ベラルーシ)

▲ビジュアルとグラフィック部門 ゲーム:「原神」/デベロッパ:miHoYo Limited(中国)

▲イノベーション部門 アプリケーション:「NaadSadhana」/デベロッパ:Sandeep Ranade(インド)

▲イノベーション部門 ゲーム:「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」/デベロッパ:Riot Games(米国)