2023年4月開校予定の「神山まるごと高専」
カリキュラムディレクターにPARTY・伊藤直樹が就任

徳島県神山町にて2023年4月に開校予定の私立高等専門学校「神山まるごと高専」のカリキュラムディレクターに、PARTY創業者で京都芸術大学教授のクリエイティブディレクター・伊藤直樹が就任することが発表された。

神山まるごと高専(仮称・設置構想中)は、「テクノロジー × デザインで、人間の未来を変える学校」をミッションとして掲げ、技術系教育が中心となる従来の高専とは異なり、プログラミングを中心としたテクノロジー教育や、UI/UX、建築、現代アートなどに関連したデザイン教育、起業家精神を育成する教育といった独自のカリキュラムを提供する。

▲必要要素を概念図に落とし込んだカリキュラム構想「神山サークル」

伊藤は今回、こうしたミッションを実現するべく、デザインやテクノロジー教育を掛け合わせた「モノをつくる力」と、起業家教育を中心とした「社会と関わる力」の育成を軸に、カリキュラム構想「神山サークル」を作成。

開校に向けてこの構想を具体化するとともに、時代や学生に合わせてこの構想をアップデートし続けるという。また、伊藤自身も神山まるごと高専で教鞭をとる予定だそうだ。

同氏は、「子供たちには、まず言葉・数字・絵・プログラミングの4つの能力を鍛えることで“モノをつくる力”を身に着けてほしいと考えています。その上で、起業家精神を身に着け、みずから世の中で“コトを起こす人”になってほしいと考えています」とのコメントを寄せている。End

▲伊藤直樹