NEWS | アート
2021.05.14 15:00
ライゾマティクスは、東京都現代美術館で開催中の個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」に合わせて、新たに制作したNFT(非代替性トークン)アート作品をオンラインにて順次リリースする。
この新作は、いずれも個展実施プロセスで収集されたデータ(ダンサーのモーション/OpenSeaデータ/15年間のプロジェクト可視化)を使用して制作されたもの。NFT/クリプトアートが作り出す新しいエコシステムについて検証するライゾマティクスのサイト「CryptoArt-Experiment」をプラットフォームに、オンライン作品として発表される。
2021年5月12日(水)にリリースしたNFTアートは、「Rhizomatiks 001 “Gold Rush – Liquid”」と「Rhizomatiks 002 “Gold Rush – Trail”」の2点。
これらはデジタルアーティスト Beepleによる「Everydays – The First 5000 Days」が落札された2021年3月11日の前後24時間にOpenseaマーケットプレイス上で取引された画像、映像作品を独自のプログラムで解析し、取得した色の特徴データを用いて生成したオーディオビジュアル作品である。
そこには現実世界のアートマーケットが持つ風景とはまったく異なる論理、法則、構造によって構成された、NFT特有の美学が現れている。
展覧会「ライゾマティクス_マルティプレックス」
- 会期
- 2021年3月20日(土・祝)~6月20日(日)
※5月31日(月)まで臨時休館 - 休館日
- 月曜日
- 開館時間
- 10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
- 会場
- 東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
- 詳細
- https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/rhizomatiks/