イギリスの畑をイメージした
LAYERのガーデンチェアコレクション「CROP」

ベンジャミン・ヒューバートが率いる英ロンドンのデザインスタジオ LAYERは、イギリスのファニチャーブランド Allermuirのために、ガーデンチェアコレクション「CROP」をデザインした。

チェアとスツールからなるこのコレクションは、なだらかな「起伏」を描くイギリスの畑をイメージして命名。流れるように走るワイヤーがその形状を表しているという。

両社はこれまでにチェア、ベンチ、テーブルのコレクション「AXYL」などを発表。これに続く「CROP」は、LAYERがはじめてデザインしたアウトドアファニチャーで、Allermuirがプロデュースするはじめてのメタルガーデンファニチャーでもあるそうだ。

パンデミックによりソーシャルディスタンスの確保が求められるなか、アウトドアでの食事や交流が急増。こうした流れを受けて生まれたのが「CROP」で、事態が収束したのちにもこの新しい様式が浸透すると考え、どんな天候にも強く、公共施設や商業施設、住宅など幅広い交流の場になじむデザインとした。

また、線を引いたように平行に走るワイヤーによりインパクトのあるビジュアルとなっているが、シート部分のカーブがチェアに柔らかさをもたらしている。

コレクションは、アームチェア、ダイニングチェア(アームレストあり・なし)、スツール(バックレストあり・なし)で構成。いずれも取り外しが可能なシートをオプションでつけることができる。End