NEWS | プロダクト
2021.04.27 16:30
Googleは、スマートディスプレイ「Google Nest Hub」の第2世代を公開した。デザイン面ではより軽量で見た目のよさにこだわり、進化して洗練された印象を目指したそうで、1台だけでも複数台あってもユーザーの空間に調和する外観にしたという。
今回はインダストリアルデザイナーのJason Piおよびカラー・マテリアルデザイナーのVicki Chuangとのコラボレーションにより、非常に繊細なアップデートが完成。
カラーはチョーク、チャコール、サンドのほかに新色のミストを採用。クールで心を落ち着かせるニュートラルなカラーで、「ソフトなフィーリング」を表現するものである。Vicki Chuangは、「カラーはウェルビーイングを高めるもので、ミストは大空にヒントを得ています」と語る。
土台部分はシリコン製で、ここにもカラーを楽しむ仕掛けを用意。ちらりと見える部分に、グアバやスイカをカットしたときに現れるような、人を笑顔にする鮮やかなカラーをモチーフにして配色した。
ディスプレイはエッジのないデザインとし、その周囲にアートワークや写真のような白いフレームを施すことで、ディスプレイが浮かんでいるような軽やかな印象が生まれた。
また、ディスプレイの筐体はマットな仕上げとし、シルキーな感触を持たせて高級感を生み出しているだけでなく、プラスチック部分の54%はリサイクル素材を使用するなど、サスティナビリティも考慮に入れている。
また、Google Nest Miniに使われているペットボトル再生糸と同じ糸を使用しつつも、わずかに変更を加え、優れた音響効果のあるニットを用いた。2色の糸を編みこんでさまざまな色調を作り出す「メランジ」も使うなど、ファブリックのレベルでもデバイスとのカラーの調和にこだわっている。