NEWS | インテリア
2021.04.20 16:40
サンゲツは、建築家・隈研吾との初めてのコラボレーションによる壁紙と床材のコレクション「KAGETOHIKARI(カゲトヒカリ)」を2021年4 月22 日(木)に発売する。
「伝統的な日本の美を壁紙・床材に如何に表せるか」をテーマに、両者が対話を重ねて導き出したという同コレクション。
空間に現れる陰影のなかで、かすかな光の移ろい、揺らぎ、重なりという「カゲ」と「ヒカリ」による表情を生み出す壁紙・床材を実現させるために、卓越した技術を持つ日本全国の技術者・職人たちが参加した。
今回は、レイヤーの奥行きを感じる「しゃらしゃら」、やわらかな霧のようにけぶる「もわもわ」、粒子による陰影が表情豊かな「つぶつぶ」の3つのカテゴリーで構成。同氏がさまざまな「カゲ」に見出した美しさをオノマトペを頼りにデザインし、商品名にも採用している。
隈研吾は、「素材感による温もり、手触り感、五感に響くデザインを表現したいと考えました。また、形の原型とも言える『点』『線』『曲線』といった普遍的な要素を用いてデザインを構成することで、建物と人、地域性を考えていく際の基盤となるように設計しました」とコメントしている。