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2021.04.20 15:15
日本の近代化に大きな役割を果たした産業遺産にフォーカスしたビジュアルブック「幻想と異世界への扉 産業遺産」が、昭文社より2021年5月14日(金)に発売される。
前世紀の日本を見直す野外博物館として、またアートやイベントなどの創造の場として注目を集める、幕末から第二次世界大戦にかけて日本の近代化を支えた数々の産業遺産。
同書では、経済産業省が選定した「近代化産業遺産群」からさらに厳選した遺産76件を、美しい写真と分かりやすい解説で紹介する。
赤煉瓦、港湾開発、観光、食品加工、造船、製鉄・製鋼、炭鉱・油田、大鉱山、鉱山、水力発電の順に10章で構成。一般の見学が可能な物件を中心にピックアップしており、ガイド本としての実用性を備えている。
さらに、写真を大きく使うビジュアル重視の誌面構成で、文章のボリュームを抑え、各遺産の注目ポイントを厳選。世代を問わず、産業遺産を知るきっかけとなる入門編としても使えるという。
また、専門知識がなくても遺産の概要が理解できるように、専門用語は使わず、簡潔にまとめており、視覚で楽しみながら、産業遺産のバックストーリーもスッと頭に入る1冊となっている。
「幻想と異世界への扉 産業遺産」
- 発売日
- 2021年5月14日(金)
- 著者
- 黒沢永紀・前畑洋平
- 体裁・頁数
- A5判、本体192頁
- 定価
- 1,760円(税込)
- 詳細
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