アディダス ジャパンは、米カリフォルニア発のキノコ由来の革新的な素材「Mylo™」を使用した初のフットウェア「STAN SMITH Mylo™（スタンスミス マイロ）」を発表した。2022年春夏コレクションより発売する予定だ。

キノコを支える根の役割を果たす「菌糸体」から作られたMylo™は再生可能で、なおかつ2週間弱で成長する高効率な素材。最先端の農業技術を活用したプロセスにより、１平方フィート（0.09平米）単位で増産可能な空間効率の高いシステムでこの菌糸体を育てることができる。

さらに、「Mylo™」は従来のレザー素材のようなルックスと質感を有しているので、本当の意味での「Made with Nature (自然とのコラボレーション)」を実現するフットウェアとなる。また、ものづくりにおける「Regenerative Loop （再生のループ）」を目指すアディダスによる、天然素材から生まれたプロダクトでもある。

今回は、ブランドが掲げるサステナビリティへのコミットメント「END PLASTIC WASTE （プラスチック廃棄物の削減）」に向けたこの新素材を、アディダスを象徴する「STAN SMITH（スタンスミス)」 に採用。

アッパーにはアイコニックなパーフォレーション（通気孔）を配し、ヒールタブのオーバーレイにMylo™を採用し、ミッドソールは天然素材のラバーで作られている。