5人のクリエーターが5つの地域で発掘した
デザインの宝物を集めた「DESIGN MUSEUM BOX展」

▲展示風景

東京・銀座のGinza Sony Parkでは、「DESIGN MUSEUM BOX 展 集めてつなごう 日本のデザイン」が※2021年5月9日(日)(緊急事態宣言の発令に伴い、4月24日(土)までで終了)まで開催されている。

日本は「デザインの国」とも呼ばれ、全国各地にある博物館工芸館、企業ミュージアムなどには「デザインの眼」でみると、「すごい宝物」が秘蔵されている。

▲展示風景

同展は、NHK Eテレの番組「デザインミュージアムをデザインする」にこれまで出演した5人のクリエーターが、5つの地域で発掘した「デザインの宝物」を一堂に集め、「DESIGN MUSEUM BOX」として展示するものである。

▲展示風景

▲展示風景

ファッションデザイナーの森永邦彦は、鹿児島・奄美で祭祀を司ったノロが着用した「ハブラギン」という装束をリサーチ。映像作家の辻󠄀川幸一郎は、兵庫・姫路の日本玩具博物館を訪問し、世界各地のいろいろなコマをに触れた。

▲Ginza Sony Park展示風景(森永邦彦「ノロの装束“ハブラギン”」)

▲Ginza Sony Park展示風景(辻川幸一郎「ぶちゴマ、そこから広がるさまざまなコマ」)

エクスペリエンスアーキテクトの水口哲也は、静岡・浜松のヤマハ いイノベーションロードにてアップライトピアノの「響板」に電気的な「振動装置」(トランスデューサー)を取り付けることでピアノ全体がスピーカーになるトランスアコースティックピアノをリサーチした。

▲Ginza Sony Park展示風景(水口哲也「トランスアコースティックピアノ 匠とテクノロジーの出会い」)

また、デザインエンジニアの田川欣哉は、石川・金沢の柳宗理記念デザイン研究所にて、柳宗理のデザインプロセスを探求。建築家の田根剛は、岩手・一戸の御所野縄文博物館を訪れ、御所野遺跡から出土した土器などを展示し、縄文時代のムラの暮らしから生まれた「デザイン」を紐解いている。End

▲Ginza Sony Park展示風景(田川欣哉「柳宗理のデザインプロセス カトラリーを例に」)

▲Ginza Sony Park展示風景(田川欣哉「柳宗理のデザインプロセス カトラリーを例に」)

▲Ginza Sony Park展示風景(田根剛「縄文のムラのデザイン」)

DESIGN MUSEUM BOX 展 集めてつなごう 日本のデザイン

会期
2021年4月10日(土)~※5月9日(日)
11:00~19:00 会期中無休
(緊急事態宣言の発令に伴い、4月24日(土)までで終了)
会場
Ginza Sony Park
詳細
https://www.nhk.jp/p/ts/3477L14VG1/event/3/