ルーブル美術館、48万点の所蔵品を
オンラインで無料公開

フランス・パリにあるルーブル美術館はこのほど、同館のコレクションをオンラインで鑑賞できる新しい公式サイトを公開した。

このサイトは、ルーブル美術館と同じくパリにある同館付属のウジェーヌ・ドラクロワ美術館などが所蔵する、48万点を超える展示物や保管品を鑑賞できるデータベースである。PCだけでなくスマートフォンやタブレットでの利用にも対応している。

簡易検索や詳細検索ができるほか、分野やテーマごとの分類も行われていて、あらゆる作品をビジュアルや資料から知ることができ、研究者だけでなく一般の人でも楽しめるようになっている。

さらに、地上3階から地下2階におよぶ広大な館内の地図を開くと、各展示室がクリック可能。その部屋の画像が開くとともに、そこに展示されている品々も画像などで表示される仕組みを用意している。

今後も学芸員によるデータの更新は継続されるそうで、コロナ禍により海外に行くことさえままならないなか、とりわけルーブル美術館の作品を見たい・研究したい人にとっては貴重なサイトとなりそうだ。End