東京藝大・中山英之研究室
修士1年による展覧会「部屋の中の100倍の世界」

東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻 中山英之研究室は、2020年度修士1年による展覧会「部屋の中の100倍の世界」を、2021年4月11日(日)まで東京都台東区の花園アレイにて開催している。

同展は、中山研究室の修士1年3名による1年間の製作記録を紹介するもの。対面ゼミや研究のための現地調査が難しいなか、ほとんどの時間をひとり暮らしの小さな部屋で過ごすことになったため、そこから始まる建築的想像力について考えたという。

そして、仮に建築を既にある世界に引く1本の線とすれば、こうした小さな部屋にも十分に多様な世界が存在しているのではないかと考えられるし、冷蔵庫のなかにある卵や氷も限りない魅力を湛えた極小の構造物に見えてくるかもしれないのだ。

そこで、使い慣れた「縮尺」で自分自身を1/100の大きさに見立て、100倍にひろがった世界を構築。この世界とそこに書き足された線としての建築群による、小さくて大きな世界を展示する。End

東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻 中山英之研究室
展覧会「部屋の中の100倍の世界」

会期
2021年3月27日(土)~4月11日(日) 12:00~18:00
こちらのサイトから事前予約が必要
会場
花園アレイ The 5th Floor
詳細
https://nakayamalabo.tumblr.com/