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2021.03.29 14:15
グローバル投資ファンド Woven Capital(ウーブン・キャピタル)は、第一号投資案件として、自動配送に特化した米ロボティクス企業 Nuroに出資を行ったことを発表した。
Woven Capitalは、トヨタグループであるWoven Planet Group(ウーブン・プラネット・グループ)のコーポレート・ベンチャー・キャピタル。今回の出資は、Nuroが手がける無人自動配送車の開発を加速し、自動運転を実装した新しい配送を目指すためのものである。
以前にこのサイトで紹介したNuroは、食材や調剤などさまざまな日用品を、早くて安く安全に宅配できるようにデザインされた無人自動運転車を開発してきた。
これまでにクローガー、ドミノ・ピザ、ウォルマート、CVSなど、アメリカの代表的な企業とのパートナーシップを発表。ロボティクスを社会全体に活用して、地域配送におけるラストワンマイルを根本的に変革するミッションを担っているという。
また、Woven Planet Groupは、トヨタが静岡県裾野市で建設を進めるスマートシティプロジェクト「Woven City」の中心を担っており、日本国内においてNuroの無人自動運転車が運用される機会があるかもしれない。