神宮の杜芸術祝祭 「気韻生動」にて
金沢のクリエイター集団 seccaの新作「A↔︎UN」が公開

東京都渋谷区の明治神宮宝物殿では、明治神宮鎮座100年を祝して開催される神宮の杜芸術祝祭 彫刻展「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」⁠が、2021年3月25日(木)から5月30日(日)⁠まで開催中である。

数多くのアーティストが参加する同展には、金沢のクリエイター集団「secca」の新作「A↔︎UN」も公開されている。

seccaはこれまで、ものづくりにおける常識や既成概念を疑い、伝統技法や受け継がれた思想を独自に解釈し、最先端のデジタルテクノロジーを掛け合わせながら再編集することで作品を生み出してきた。

今回は、明治神宮の杜のシンボルとも言える「木」を題材に、独自の視点で制作した新たな立体作品を出展。

狛犬をモチーフとしており、およそ15,000ピースのパーツを立体パズルのように組み上げられて作られている。また、使用されている素材は、木を模して作られた人工の擬木だそうだ。

この作品をはじめ、日本を代表するアーティストの「彫刻作品」が明治神宮宝物殿に集結。同展ではこれらの彫刻作品を通じて、これまでの100年とこれからの100年を表現している。End

神宮の杜芸術祝祭 彫刻展
「気韻生動−平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」

会期
2021年3月25日(木)~5月30日(日)入場無料
休館日⁠
木曜日(ただし4月29日は開館)⁠
時間
10:00~16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前まで
会場
明治神宮 宝物殿(中倉)⁠
詳細
https://jingu-artfest.jp/kiinseido/