The Chain Museum、地域と共同で企画制作した
「くらしの美術館 -遠隔の共創-」を新潟県で開催

▲©shinsui ohara

The Chain MuseumとNPO法人インビジブルが地域と共同で企画制作した「くらしの美術館 -遠隔の共創-」が、2021年3月20日(土)から3月28日(日)まで新潟県上越市の「無印良品直江津 Open MUJI」で開催中だ。

このプロジェクトは「くらしの美術館」と題し、2020年7月の「無印良品 直江津」オープンに合わせ、「100年後の街の風景を描く」というビジョンのもとスタート。

上越市直江津地区が抱える大きな課題である「中心市街地の空洞化」の解決のために、地域住民とアーティストが協働し、同市で暮らす人々の生活や日常、この地域に伝わる独自の文化や風俗、日本海や棚田が広がる里山の風景など、この地域が持つさまざまな価値に新たな視座から向き合い、それらを保存/継承/発展させていく取り組みを行っている。

▲©︎ shinsui ohara

▲「私たちが自然から受けとり、自然に還すもの ー海の神様への祈りー」

▲©shinsui ohara 『直江津海岸プラスチックゴミ回収ワークショップ』の様子。『フリーザーバッグ』に「願いごと」を書いている。

この活動に終わりはなく、常に進行中として、変化していくことを前提に展開されていくという。

▲©shinsui ohara 「私たちが自然から受けとり、自然に還すもの ーくらしの花木ー」

▲5組の直江津 地元住民の方に「くらしの花木」をテーマにインタビュー

▲©shinsui ohara 「しおをおくる」

▲直江津の朝市『三・八の市』内にボリビア号で出店し『義の塩』を使ったスープと交換して集めた、地域の皆さんの“しょっぱい思い出”を掲示。

今年度のテーマである「遠隔の共創」は、アーティストと地域住民が数カ月にわたって重ねてきたコミュニケーションをベースに、「くらし」「回復」「移動」の3つのテーマでプロジェクトを発表している。End

▲©shinsui ohara 「浜の診療所」

▲©shinsui ohara 『砂丘の街・心の回診ツアー』(街歩きツアー)の様子

▲©shinsui ohara 「旅するものたち《目的地》」

▲直江津の朝市『三・八の市』で、くらしの中の音を収録している様子

「くらしの美術館 -遠隔の共創-」展

会期
2021年3月20日(土)~3月28日(日)
10:00~20:00(最終日は17:00まで)入場無料
会場
無印良品 直江津内「Open MUJI」
詳細
https://www.muji.com/jp/ja/shop/046607/articles/events-and-areainfo/events/685121