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2021.03.24 16:15
筑波大学発ベンチャーのSportipは、Sportip AIを活用した指導者向けアシスタントアプリ「Sportip Pro」を使った実証実験を、埼玉県立川口北高校サッカー部の生徒を対象に実施する。
従来のオンライン指導の問題点としては、第1に指導に時間がかかること、第2に複雑な指導を正確に行えないことがあるという。
こうした課題に対して「Sportip Pro」では、動画・画像を取り込んだ高精度AI解析を行い、解析結果を共有できるので、解析を通じて数値に基づいた高品質な指導をオンラインで行うことが可能となっている。
同実験では、サッカー部に所属する選手20名(予定)にSportip Proを利用したトレーニング指導を、2021年3月25日(木)から6月23日(水)まで実施。AIによる動作解析などを行い、選手個人に最適化されたトレーニングや練習方法をオンラインで提案する。
実証実験の開始日と終了日には走力や跳躍力などの一般的な動作のパフォーマンスを計測するテストを行い、「Sportip Pro」を活用したオンライン指導の効果を検証することにしている。