NEWS | ソーシャル
2021.03.23 16:00
電力のOEM販売プラットフォームを展開するイーネットワークシステムズは、Next Commons Labとエネルギーに関する業務提携を締結し、地域の自律的な活動を支えるエネルギー「SOCIAL ENERGY」の提供を開始した。
SOCIAL ENERGYは、地域のために活動している地域プレイヤー(企業や団体)が電力の販売を通じて収益を得るとともに、収益の一部を地域活動のために還元するためのプラットフォームサービス。
電気を利用する生活者や法人にとっては、電気契約を切り替えるだけで、手軽に、継続的に、経済的に、地域のために活動している人たちやコミュニティに支援を届けることができる。
CO2フリーで環境にやさしく、供給も安定していて、地域の電力会社の通常プランよりも電気料金が安い電力プランになるとしている。
また、SOCIAL ENERGYのプラットフォーム上で電力販売を行うサービスの第1弾として、宮城県石巻市の一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンによるフィッシャーマン電力の一般申し込み、および地域プレイヤー向けのSOCIAL ENERGY説明会の受付を開始した。
フィッシャーマン電力とは、「人と海の幸せな関係をつくる」ことをコンセプトとして、電力販売事業を通じて得た収益を水産業の課題解決に役立てていくプラン。
これにより、水産業の担い手を増やし育てる、若者が水産業に関わる機会を創出する、海の環境を守るといった取り組みが可能になるとしている。