インフォメーションデザインに対する考え方を披露
木住野彰悟「寸法」展が開催

東京・白金のOUR FAVOURITE SHOP内にあるOFS galleryでは、木住野彰悟による「寸法」展が2021年4月1日(木)から4月18日(日)まで開催される。

木住野は、デザイン事務所「6D」を主宰するアートディレクター・グラフィックデザイナー。これまで企業や商品のブランディングをメインに、ロゴやパッケージデザイン、空間におけるサインデザインなどを幅広く手がけてきた。

同展では、木住野のインフォメーションデザインに対する考え方を紹介する展示となっている。

「インフォメーションデザインは、ほどよい寸法の見立てが基本となります。情報を必要としている人の目にはパッととまること。必要としていない人の目には、うるさくないこと。環境との相関で決まるほどよい寸法をさぐりあてることが、きちんと役割を果たすデザインには欠かせないのです」と同氏は語る。

そのためには普段から寸法を意識し、頭ではなく体でつかんでおくことが必要だという。同展では、木住野自身が見ている景色を、リアルな空間に再現しようという試みになっている。

また、同展は昨年に続き2回目になるそうで、緊急事態宣言の影響を受けて1年の熟成を経て新たな作品も加わり、熱量は初回を超えるものとなった。ふだん意識することのない寸法を体感することで、日常を違った尺度でとらえることができるだろう。End

木住野彰悟「寸法」展

会期
2021年4月1日(木)~4月18日(日)
木~日 12:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場
OFS gallery(OUR FAVOURITE SHOP内)
詳細
http://ofs.tokyo/news