岐阜県美濃の土の可能性に着目した「MINO SOIL」
初夏に東京でエキシビションを開催

岐阜県美濃地方は、日本でもっとも陶磁産業の盛んなエリアのひとつである。その特徴は、伝統ある美濃焼の芸術作品から普段使われる食器、建築やインフラのためのタイルやファインセラミック製品まで、幅広い領域をカバーしていることだ。こうした産業が発達してきた根幹には、美濃で採れる土のすばらしさがあるという。

こうした美濃の土の可能性に着目し、デザインを通じて発信する新しいブランド「MINO SOIL(ミノソイル)」が誕生した。

同ブランドでは、資源の貴重さを心に刻み、確かな世界観をもつデザイナーと手を組んで、今までにないものづくりを発展させることを目指している。

さらに、素材を循環させる技術の開発をはじめ、環境面の課題にも取り組みむそうで、地球からの恵みである土と、持続するライフスタイルを結びつける、新しい試みになるという。

また、2021 年から始まる全3回のエキシビションなどを通して活動の成果をプレゼンテーションする予定で、その第1弾は2021年初夏に東京で開催。

インド・ムンバイを拠点に活動する、ビジョイ・ジェインが率いる建築設計事務所 スタジオ・ムンバイとのコラボレーションで、「美濃の土」にフォーカスしたインスタレーションが披露される。End

▲ビジョイ・ジェイン/Studio Mumbai(スタジオ・ムンバイ)