長野県立美術館、新築オープン
新ロゴマークやスタッフユニフォームを公開

▲正面入口外観

2021年4月10日(土)に名称を一新して新築オープンする長野県立美術館(旧長野県信濃美術館)は、ロゴマークやスタッフユニフォームを発表した。

新しいロゴマークは、デザイナー宮崎桂(KMD)が制作した、シンボルマークとロゴタイプを組み合わせたものを採用。

長野の森をイメージした深い緑を用いたシンボルマークは、新しい美術館名を英語表記した際の頭文字「NAM」の文字が水に映り込んだ上下相称な形状で、「緑響く」などの東山魁夷の作品にも多い「水鏡」のイメージしたものとなっている。

同館では、このシンボルマークをVIとして、紙バックや美術館パンフレットなどに展開していくという。

新しい女性スタッフユニフォームは、ファッションブランド「Mame Kurogouchi(マメ クロゴウチ)」のデザイナーで、長野県出身の黒河内真衣子がデザインを手がけた。

アールカッティングのドレスと、ダブルブレストのノーカラージャケットのセットアップで、 深いブルーは、美術館を取り囲む雄大な自然と、この地を愛した東山魁夷が描いた東山ブルーが着想の源になっている。

▲水辺テラスを望む東山魁夷館との連絡ブリッジ

▲善光寺を正面に望む屋上広場[風テラス]

▲本館2F「ミュゼレストラン 善」 正面に善光寺が見える明るい店内

首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの刺繍が濃紺で施されており、エレガントな印象を添えている。End