NEWS | テクノロジー / ビジネス
2021.03.02 17:15
電力事業や電力小売事業などを手がけるNatureは、東京電力・関西電力エリアの家庭を対象に、電力小売サービス「Natureスマート電気」の提供を2021年3月1日(月)より開始した。
この「Natureスマート電気」は、電力の需要供給に応じて電気代が変動するプランを採用したサービス。電気代を節約しながら、電力需要のピークを分散させることで、火力発電所の不要な稼働を減らすなど、温室効果ガスの排出削減にもつながるという。
ユーザーは、マイページから翌日の電力量料金単価(1kWhあたり)を確認することができるので、電気代が高い時間帯には家電の利用を控えたり、電気代が安い時間帯には消費電力の大きい洗濯機や乾燥機を使ったりすることで、電気代を節約することができるという。
さらに、2021年5月からは、同社が展開するスマートリモコン「Nature Remo」との連携を開始する予定。その日の電力量料金単価に応じた家電の自動操作が可能になるそうだ。
たとえば、ユーザーがあらかじめ設定しておけば、電気代が高くなる時間帯にはエアコンが反応して、自動で設定温度や風量の調節を実行。これにより、ユーザーは快適さを得ながら、自動で賢く電気代の節約ができるとしている。