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2021.02.26 15:06
青山デザインフォーラムが主催する第11回「ADF ミラノサローネデザインアワード2021」は、最優秀賞と優秀賞を選出し発表した。
最優秀賞はTakuto Ohta(太田琢人)の「Rethinking the obvious」、優秀賞にはBoey Wangの「Immeasuable Ranges」と、Alexander Schulの「substantial furniture line」が選ばれた。
今回のデザインテーマは「再生:re_」。温暖化対策やSDGsなど環境問題の取り組みとして、再利用としての「re_」のデザイン提案や、新型コロナウイルスにより世の中の価値観が大きく変わった日常において、既存のモノを新しく再定義する「re_」の提案など、23の国から家具・建築をはじめ多彩な作品の応募があった。
審査員には、米ニューヨークのデザインファーム 212boxのEric Clough(エリック・クラウ)と、同じくニューヨークのインテリアデザイン設計事務所 Bando x Seidel Meerssemanの坂東航太が担当。
革新性・独創性・発展性・機能性・コミュニケーションが生まれる空間か?の5つの観点から公平にアセスメント・審査を行った。
なお、2021年ミラノサローネは新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑みて、例年の4月から2021年9月5日(日)から9月10日(金)までの期間へ開催延期となった。これに合わせて、同アワードの表彰式および最優秀賞展示も同会期中に現地開催する予定だ。