Psychic VR Lab、モバイル見本市MWC Shanghaiで
MRミュージックコンテンツを公開

VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labは、中国・上海で開催されている世界最大級のモバイル見本市「Mobile World Congress(MWC)Shanghai」で、MRミュージックコンテンツ「AGARTHA」を2021年2月23日(火・祝)から2月25日(木)まで出展している。

「AGARTHA」は、音に宿る霊を可視化し、方位盤のように配置された音が鑑賞者の立ち位置によって多様に変化する、という作品。すべての物語は部屋という限られた空間において、その中心を起点として展開されるという。

制作したのはPsychic VR Labのgo | haquxxで、作曲家で友人でもあるLLLLとの共作。同コンテンツは、KDDIが「Nreal(エンリアル)」と共同開発したグラス型MRデバイス「NrealLight」向けアプリ「STYLY for Nreal」を活用して制作された。

STYLY for Nrealは、Nreal向けに特化したクラウド型MRコンテンツ配信プラットフォームで、制作ツール「STYLY Studio」を活用すればWebブラウザのみでMR空間制作が可能だそうで、MacやWindowsに対応している。

▲会場:Nreal’s Mobile World Congress Shanghai 2021 booth will be located at Building B01, Booth N2.

Unityをはじめ、さまざまなサービスやファイルフォーマットにも対応しており、複雑な操作なしに各種素材を取り込み、MR空間制作に活用することができる。

STYLY for NrealがインストールされたスマートフォンとNrealがあれば、即時MRコンテンツの体験が可能だそうだ。End

▲メイキング映像