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2021.02.25 16:05
トヨタ自動車と、ソフトウェアを中心としたさまざまなモビリティの開発を行うトヨタグループのウーブン・プラネット・ホールディングスは2021年2月23日(火・祝)、静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本・東富士工場跡地に隣接する旧車両ヤードにて、未来の実証都市「Woven City」(ウーブン・シティ)の建設をスタートした。
このサイトでもすでに紹介したとおり、ビャルケ・インゲルスが都市設計を手がける「Woven City」は、ヒト中心の街づくりの実証プロジェクト。自動運転やパーソナルモビリティ、ロボット、AI技術など、さまざまな領域の新技術をリアルな場で実証する取り組みだ。
「Woven City」では、地上に自動運転モビリティ専用、歩行者専用、歩行者とパーソナルモビリティが共存する3本の道が網の目のように走り、地下にはモノの移動用の道が設けられる。
高齢者、子育て世代の家族、発明家などを中心に、初めは360人程度、将来的にはトヨタの従業員を含む2,000人以上の住民が暮らし、社会課題の解決に向けた発明をタイムリーに生み出す環境の構築を目指すとしている。
なお、この日行われた地鎮祭には、川勝平太静岡県知事や髙村謙二裾野市長など地元関係者、トヨタの豊田章男社長らが出席し、建設工事の安全を祈願した。