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2021.02.24 16:15
コネクティッド・センシングバッテリー「MaBeee®(マビー)」の企画・開発を行うノバルスは、TVリモコンの「どのボタンを押しているか」がわかるIoT電池「MaBeee Neo(マビーネオ)」モデルを開発した。
同モデルは、現在展開中の乾電池型IoTデバイス「MaBeee®」を改良したもの。MaBeeeを装着した市販のTVリモコンの使用時に、乾電池に流れる電流を判別してくれ、「TVリモコンのどのボタンを、いつ、何秒間押したか」がわかるようになるそうだ。
これまでの同社製品では、高齢者のみまもりのために、装着した家電製品の使用有無や使用頻度のモニタリングを行ってきたという。
今回のMaBeee Neoでは、市販のTVリモコンに装着した電池電流の変化パターンと基準データのマッチングを行うことで、より多くのボタン操作の判定を実現。これにより、マーケティングサービスや行動変化の検知サービスなどへの応用ができるとしている。
同社では、同モデルについて、さまざまなメーカーの機器やサービス事業者のサービスと組み合わせて、高齢者向けの見守りサービス「みまもり電池サービス」に機能を追加したり、新たな業務提携による新サービスの開発を行いながら、2022年の商用化を目指している。