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2021.02.17 17:40
多摩美術大学は、東京都港区の東京ミッドタウン・デザインハブにて、新拠点「Tama Art University Bureau」(TUB)を2021年4月1日(木)に開所することを発表した。
同大学がもつ創造性と美意識を社会とつなぐ場となるTUBは、「まじわる・うみだす・ひらく」がコンセプト。空間デザインはプロダクトデザイナーで同大学統合デザイン学科教授の深澤直人が手がけた。
さまざまなステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信という、3つのアクティビティが中心になるという。
また、国内外の美術大学を中心に連携しながら、デザインやアート、さらには教育のこれからを議論していく場としても機能させていくそうだ。
なお、「TUB」という愛称は、英語で入浴やバスタブを意味する言葉で、デザインやアートの力で日常とは違った心地よさや刺激に浸るための場所にするという意味を込めている。ロゴデザインもバスタブを模した「U」をポイントに、全体に柔らかな曲線を用いることで、肩肘張らずにいつでも気軽に訪れることができる場所になることを目指している。