多摩美術大学、アートやデザインの力を社会に開く新拠点
「Tama Art University Bureau」を開所

多摩美術大学は、東京都港区の東京ミッドタウン・デザインハブにて、新拠点「Tama Art University Bureau」(TUB)を2021年4月1日(木)に開所することを発表した。

▲Tama Art University Bureau 外観

同大学がもつ創造性と美意識を社会とつなぐ場となるTUBは、「まじわる・うみだす・ひらく」がコンセプト。空間デザインはプロダクトデザイナーで同大学統合デザイン学科教授の深澤直人が手がけた。

▲ワークショップレイアウト例

▲展示レイアウト例

さまざまなステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信という、3つのアクティビティが中心になるという。

▲デザインやアートを社会に実装するTUBの活動

また、国内外の美術大学を中心に連携しながら、デザインやアート、さらには教育のこれからを議論していく場としても機能させていくそうだ。

▲多摩美術大学の創造性と美意識を社会につなぐ場

なお、「TUB」という愛称は、英語で入浴やバスタブを意味する言葉で、デザインやアートの力で日常とは違った心地よさや刺激に浸るための場所にするという意味を込めている。ロゴデザインもバスタブを模した「U」をポイントに、全体に柔らかな曲線を用いることで、肩肘張らずにいつでも気軽に訪れることができる場所になることを目指している。End

▲学校法人多摩美術大学 理事長 青柳正規

▲多摩美術大学 学長 建畠 晢

▲TUBの空間デザインを手がけた多摩美術大学 統合デザイン学科 教授 深澤直人

▲TUBディレクターである多摩美術大学 教務部長 和田達也

▲TUBディレクターである多摩美術大学 統合デザイン学科 教授 永井一史