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2021.02.09 15:12
日本で初めてとなる、演劇・ダンス・映画・メディア芸術作品に、日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応などを施した動画配信サービス「THEATRE for ALL」(シアター フォー オール)がスタートした。
precogが手がけるこのサービスは、新型コロナウイルスで外出できない人や、障害や疾患がある人、子ども、母語が日本語以外の人、あるいは、芸術に距離を感じていた人など対して、開かれた劇場を目指すものである。
今後、オリジナル作品を含む映像作品約30作品をはじめ、ラーニングプログラム約30本を配信するという。
さらに、「だれでも、いつでも、どこからでも。ひとりひとりが繋がれる『劇場』」として、「THEATRE for ALL LAB」のコミュティーメンバーも募集。身体や言語、環境、価値観など違いを前提にしながら、互いに学び、思考し、対話することができるコミュニティーとなるそうだ。
また、サウンドロゴは、音楽家の蓮沼執太が担当。映像作品「True Colors FASHION」の最終作品(記録映像)の音楽も担当した。同氏は、「この世界には、様々な生があります。いま存在している、これから誕生する多種多様な営みに対して、少しでも寄り添えるように制作させていただきました」とのコメントを寄せている。