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2021.02.08 14:42
日鉄興和不動産は、ニューノーマルな住まいと暮らしを科学する、オープンイノベーション・プラットフォーム「SMAILOGY」の第2弾として、マンション住戸内の玄関に手洗いカウンターを設置したプランを開発した。
同企画は、withコロナの家庭内感染防止対策として、帰宅後すぐに手洗いしたいというニーズの高まりを受けたもので、まずは2021年4月より販売開始予定の「リビオ練馬豊島園」(東京都練馬区)の一部住戸に導入され、今後は対象物件の拡大を検討している。
最近のマンションでは居室有効率が優先され、洗面所と玄関が離れる傾向にあり、帰宅後どこにも触らずに手洗いすることが困難だったという。
今回のプランでは、帰宅後に居室やリビングダイニングに入る前に手洗いができるので、家庭内へのウイルス持ち込みを抑制したり、帰宅時の手洗いが習慣化できたりするそうだ。
また、「SMAILOGY」では、さまざまな分野の専門家の知見とともに生活者のリアルな声を集め、ニューノーマルな住まい・暮らしについて、「健康な暮らし」「安心の創出」「働き方の改革」「子育て支援」「コミュニティの創出」の5つのテーマで考察している。