NEWS | プロダクト
2021.02.04 15:52
リモートワークの増加により、個室型ビジネスブースが普及しつつある。こうした可動式ブース向けに、モリタ宮田工業は火災の感知から消火までを全自動で行う自動消火装置「霧筒(kiritutu)」を発売する。
消火には、冷却効果、浸透性、再燃防止効果にも優れた、水の4倍の消火性能を持つ消火薬剤を使用。また、この消火薬剤は人に優しい中性だそうで、薬剤の飛散による二次的な災害が少なく、使用後の復旧も容易だとしている。
本体には耐食性に優れるステンレス材を使用し、美観にもこだわったスタイリッシュなデザインを採用。コンパクト設計で複雑な配管工事や電気工事が不要、日常点検や取り外しも簡単だという。
また、「ブースの床面積が3m²以下であること」「天井及び壁が不燃材料で仕上げられていること」「外部からブース内で発生した火災が目視等で確認できること」をはじめ、さまざまな条件を満たせば、霧筒を設置することで、スプリンクラーや自動火災報知設備の設置が免除されるそうだ。