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2021.02.01 18:15
DATAFLUCTは、データサイエンスによって分析・シミュレーションするデジタルツイン技術で構築された最適なモデルを街づくりのPDCAサイクルに活用し、都市インフラや施設、運営業務を最適化し、企業や生活者の利便性・快適性を向上させるサービス群「DATAFLUCT smartcity series.(データフラクト スマートシティシリーズ)」12種類のBI/BAツールの提供を、2021年1月29日(金)から開始した。
Society5.0を実現するために推進されている社会実装の手段が、「スマートシティ」の構築だ。また、スマートシティに加え、内閣府国家戦略特区は「スーパーシティ構想」を推進している。
しかし、スマートシティ/スーパーシティの構築を進めるにあたり、「データ収集の難しさ」と「データの複雑さ」という問題があり、ひとつの自治体単位でのデータの収集から蓄積、解析、活用までの複雑なプロセスを構築し、PDCAサイクルを運用するには限界があったという。
そこで同社は、その障壁を取り除くべく、都市の課題を解決するための12のBI/BAツールをプロトタイピング。衛星画像や気象、POS、SNSなどのリアルタイムに近い多種多様なビッグデータを集積したデータ基盤「スマートシティデータレイク」を用いて分析・シミュレーションし、最適なモデルを構築する「デジタルツイン技術」を採用した。
その結果を都市の課題である「防災/環境負荷の軽減」、「移動とエネルギー」、「にぎわいの創出」をテーマにした各サービスで活用。企業や生活者の利便性・快適性の向上につながる現実世界での意思決定の最適化を目指している。