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2021.02.01 16:44
ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV®(クーブ)」の法人向けサービス「KOOV for Enterprise」の利用者向けに、アプリ上の3D空間でロボット・プログラミングができる「VIRTUAL KOOV」の提供を2021年4月より開始する。
2017年に販売を開始したKOOVは、ブロックを組み合わせて遊ぶなかで表現力を高め、プログラムで動かすことで探求心を養い、子どもたちの創造力を育成するロボット・プログラミングキット。
今回登場するVIRTUAL KOOVは、物理演算シミュレーターによって摩擦や重力の概念までを再現し、非常に現実の世界に近い形で問題解決の学びをアプリケーション内で完結できるものとなる。
専用のKOOVアプリでは、直感的に理解できる「ビジュアルプログラミング」を利用しながら操作が可能。ScratchやMakeCodeを利用した学びからもスムーズにステップアップができるという。
さらに、VIRTUAL KOOVに対応した専用のデジタル教材をあわせて提供。バーチャル空間の特長とゲーミフィケーションの要素を組み合わせた課題解決型の教材として、楽しみながらプログラミング的思考を育むことができるそうだ。
また、情報通信ネットワークやAIなど、これまで体験的な学習が難しいとされる領域への対応を予定。バーチャル空間でさまざまな実験を行うことで、段階的にロボット・プログラミングからコンピューターサイエンスまでを学べるようになるとしている。