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2021.02.01 17:29
Dot Incorporationは、目の不自由な人でも使えるスマートウォッチ「Dot Watch(ドットウォッチ)」の予約販売を開始した。
DotWatchでは、時計の文字盤に浮き出るドットが点字になっており、時刻や日付を表示してくれるので、視覚障害を持つ人でも腕時計として使うことができる。
4つのセル(24個のピン)を搭載しており、4つのセルの下には左右にそれぞれタッチセンサーも搭載。時刻を確認するだけでなく、ディスプレイの丸いピンが浮き出ることで、スマートフォンにメッセージや電話が来たことをユーザーに通知してくれるという。
さらに、「点字モード(Braille mode) 」から「触覚モード(tactile mode)」に変更することで、点字を知らなくても使うことができる。「触覚モード」では、ピンの個数を数えることで時計、通知、ストップウォッチなどの機能を活用することができるそうだ。
また、側面には2つのボタンとリューズがあり、この赤色のリューズを回すことで機能変更が可能。
Bluetooth機能でDot Watchとスマートフォンをペアリングができるほか、メタルバンドと充電クレードルには磁石が付いていて、長さ調節や充電も容易だとしている。
ただし、スマートフォンに受信したメッセージを読むには点字を学習する必要があり、また、英数字およびローマ字のみ入力可能、漢字・ひらがな・カタカナの点訳には未対応だそうで、展示を学習するきっかけにもなるだろう。