石上純也が設計する洞窟のようなレストラン「maison owl」が
夏に山口・宇部市にオープン

▲House & Restaurant「maison owl」イメージ

オーナーシェフ 平田基憲によるフレンチレストラン「restaurant noel」と温故知新が手がけ、建築家・石上純也が設計する、洞窟のようなレストラン「maison owl(メゾン・アウル)」が2021年夏に山口県宇部市にて開業する。予約受付開始は2021年5月ごろを予定している。

▲House & Restaurant「maison owl」

この「maison owl」は、シェフの隠れ家にゲストを招き、素材を感じるフレンチを振る舞うレストラン。洞窟のような空間にはトリュフの香りが漂うそうで、食材やワインへの感受性が高まる魅惑的な場所になるという。

「時間の重みをもともと含み、時間とともにその重さが増していくようなものを。」というシェフの思いから、2013年に構想がスタート。

▲パリ「カルティエ財団現代美術館」個展で展示された模型

「maison owl」のスタイルに合わせて、陶芸家・吉田次朗の器や、坂野友紀のカトラリーもオリジナルで製作。世界が注目する建築プロジェクトで、1日1組限定で宿泊もできるHouse & Restaurantとなるそうだ。End

▲「maison owl」オーナーシェフ 平田基憲 © SatoruEMOTO@SARUTO Inc.

▲建築家 石上純也 © CHIKASHI SUZUKI