NEWS | プロダクト
2021.01.21 16:40
イトーキが1981年に発売した、ラテン語で「脊髄」という名前をもつワークチェア「vertebra(バーテブラ)」。コンセプトは「人間優先のオフィスチェア」で、身体の動きにあわせて柔軟に脊髄をサポートする背もたれや前傾機能を装備したシートなど、人間工学と生体力学にもとづく先進の機能が搭載されていた。
この初代モデルの登場から38年を経て、現代の多様化する働き方に合わせたワークチェア「vertebra03(バーテブラゼロサン)」が誕生した。
今回はプロダクトデザイナーの柴田文江を迎え、改めてオフィスファニチャーのあり方を見つめ直し、「働く」と「暮らす」を越境する新しいワークチェアができあがった。
背のロッキング機能や座のスライド機能、座の前傾機能が充実しているほか、座った状態で右肘先端のダイヤルを回転させることで座面の高さが調節可能。
座る人を正しい着座位置へ誘導する座面の3次元形状など、これまでのオフィス家具にはない、リビングワークにも馴染む佇まいと快適性を実現する先進のメカニズムを搭載した。
5本脚、4本脚スチールタイプ、4本脚木タイプの3タイプがあり、マットな質感にこだわって仕上げた4種のボディカラーを用意。ファブリックはオリジナルタイプや「Knoll Textiles」のハイグレードタイプまで、表情と質感の異なる全28種類をラインナップ。 使い手や空間の個性に合わせて自在にカスタマイズできる拡張性の高さも特長のひとつとなっている。