NEWS | プロダクト
2021.01.20 15:15
大阪の町工場・藤田金属と東京のデザイン事務所 TENTは共同で、受け皿をスマートに一体化した二重構造の鉢「プラントポット ハチ」を開発した。2号(内径6cm)と3号(内径9cm)の2つのサイズを展開する。
同商品では、これまではバラバラだった鉢と受け皿を、ピッタリと一体化。この二重構造により、内側では植物と土を、外側では余分な水を受け止めることができる。
さらに、水やりのために、陽の当たる場所に植物を移動させたいときは、鉢と受け皿が一体化しているので、片手でサっと持ち運ぶことが可能。アルミ素材を採用することで、軽量さも実現している。
また、植物の呼吸に配慮して、根腐れを起こしにくい33個の通風口を施した。二層にすることで、溜まった水を簡単に捨てやすく、根腐れを起こしにくいという。受け皿部分に水をためておき、鉢を少し浸してから水を捨てるという使い方もできるそうだ。
金型制作から材料の加工、表面に施された繊細なシボやアルマイト仕上げ、彫刻文字まで、すべて大阪で一貫して製造。精密機器のように繊細な佇まいのある植物鉢が楽しめるだろう。