札幌市にある札幌芸術の森美術館と本郷新記念札幌彫刻美術館では、2021年2月14日（日）まで「札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21」が開催されている。

このアートフェアは、札幌を中心とした北海道のギャラリーが集まり、北海道の美術家の作品を展示販売するもので、地域の美術家に対するコロナ禍での支援および地域のアートマーケットの活性化を目的としている。

出展ギャラリーは、札幌芸術の森美術館会場では、おたのしけギャラリー、kita:kara Gallery／kanata art shop、ギャラリーシーズ、GALLERY創、ギャラリー閑、GALLERY円山、GALLERY門馬、Gallery Retara ギャラリーレタラ、CONTEXT-S（協力：エフロクブンノイチ展示室）、salon cojica、CAI現代芸術研究所／CAI03、大丸藤井セントラル　スカイホールが一堂に会している。

本郷新記念札幌彫刻美術館では、ギャラリー犬養、GALLERY門馬、KIYOE GALLERY NISEKOの作品を展示販売する。

新型コロナウイルスの影響により、多くの展覧会やアートフェアなどの祭典が延期、中止、内容の変更といった影響を受けている。そこでこのイベントは、美術家にとって発表と作品販売を行う機会となり、ひいては一般市民や美術愛好家、美術関係者などにも広く今日の北海道美術を俯瞰できる好機となるだろう。