NEWS | ビジネス
2020.12.18 18:15
P.A.I.(パーソナル人工知能)を開発するオルツは、オンラインビデオ通話を介して多言語で話すことができる「AI通訳」を2020年12月16日(水)に発表した。
この「AI通訳」は、同社がもつデジタルクローン技術と超高速演算技術を活用するもの。ビデオ会議での話し言葉を別言語にリアルタイムで通訳するだけでなく、カメラに映った映像自体も瞬時に書き換え、あたかもその人が様々な言語を自在に操るかのような出力ができるという。
これは、オルツのデジタルクローン技術の目指す、人間に相対するのと同じマンマシンインターフェイスの理想を具現化したもので、現在は約30ヶ国語に対応し、シンプルな操作で既存のオンライン会議システムに出力が可能だとしている。
料金プランは、個人でも利用できるように10分間で5,000円(税別)のオンデマンド設定のほか、ベンチャーや中小企業から大企業まで、グローバルな事業展開向けに、毎月5時間まで10万円で利用できる定額プランもあるそうだ。