NEWS | プロダクト
2020.12.16 17:20
スマートデバイスを展開するOPPOは、佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoと緊密なコミュニケーションから生まれた新しいプロダクトを、第4回中国国際工業デザイン博覧会(CIIDE)にて発表した。
なかでも「slide-phone」は、OPPOとnendoが現状のスマートフォンの新たな可能性を広げることを目指したもの。
モニターに有機ELパネルを使用した折りたたみ式のスマートフォンが数多く登場するなか、この折りたたみ技術を大画面化に利用するのではなく、たたむことで携帯性を高め、そのコンパクトさを活かした新しい操作感のスマートフォンを作り上げた。
3つのヒンジを採用しており、ユーザーのニーズに合わせて、片手で持ったまま横に「滑る」ような動作で変化させることができる。また、スタイラスペンが内蔵されており、手書きで文字を書くことができ、メモパッドのような使用感が生まれた。
今回のコラボレーションについて、佐藤オオキは「最先端の技術を追求していくだけでなく、人と物との関係性や、人と商品の心地よい関係性を意識されているOPPOのみなさんに感銘を受けました。ものに触れたときに人がどう感じるかという情緒的な要素と技術によって生まれる面白いコンセプトが、これからもOPPOから発表されることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。