NEWS | アート
2020.12.16 17:58
東京都立川市のSORANO HOTEL(ソラノホテル)は、メインロビー(2階)天井の特徴的なルーバーから「空気の器」という紙のアートワーク500個を吊るした、幻想的なインスタレーションの展示を開始した。展示は2021年2月14日(日)まで。
「空気の器」は、空気を包み込むように形を自由に変えられる紙の器で、広げ方によってさまざまな形を作ることができる。
トラフ建築設計事務所と立川市錦町に1963年創業した福永紙工との協働でデザイン・制作されたもので、ホテルの自然でナチュラルなインテリアに溶け込むよう、白、ゴールド、シルバーの3色のみの構成し、市松模様やドットのパターンが箔押しされている。
同ホテルとしては初めてのクリスマス・年末年始シーズンに向けて、ロビーを美術館に見立て、立体的にデザイン。華やかで軽やかに彩る演出でゲストを迎えるという。
また、グエナエル・二コラ(Gwenael Nicolas)が手がけた同ホテルのインテリアデザイン、特にエントランスやロビー天井に施されたルーバーは特徴的な意匠で、昭和記念公園の豊かな緑が一気に視界に広がり、自然でナチュラル、清々しさに溢れた空間となっている。