太陽光パネルと蓄電池を搭載した「スマートバス停」
遠隔操作で時刻表の書き換えが容易に

▲スマートバス停(画面はハメコミ合成)

シャープマーケティングジャパンは、YE DIGITALと「スマートバス停」を共同で開発した。YE DIGITALおよび西鉄エム・テックより、2020年12月中旬に発売する。

同機は、太陽光パネルと蓄電池を搭載しているので、商用電源に接続することなく設置可能。昼間に発電した電気を蓄電池に蓄えるので、日照量の少ない日や夜間でも利用でき、商用電源への接続が困難な郊外などでの設置性が高まっているという。

表示部には、反射型のカラーIGZO液晶ディスプレイを採用。日中は、太陽光などの外光を光源として表示し、直射日光下でも時刻表やお知らせなどをクリアに映し出すそうだ。

▲スマートバス停の表示部(画面はハメコミ合成)

さらに、31.5V型の大画面でありながら、ごく少ない消費電力で運用可能。バックライトも搭載しているので、外光の少ない夜間でも十分な視認性を確保している。

また、通信機能も搭載しており、遠隔操作で時刻表の書き換えも容易に行えるので、従来型バス停では必要な、掲示物の貼り替え作業にかかる時間やコストが大幅に削減できるとしている。End