東京を拠点にするデザイン集団 Tatamu studioが手がける「TATAMU Stool」は、どんな空間でも広さを気にせずに使えるスツールである。

スツールをいくつか広げるだけで、仲間と食事やゲームおしゃべりを楽しむことができ、使わないときは折りたたんでどこにでも収納が可能。三角形の形状なので、狭いアパートで展開させてもフィットするという。

「TATAMU Stool」のヒンジには、耐久性の高い特別な布が使われている。布のヒンジは木のピースに、折り紙のような軽やかな動きを生み、座ることで圧力が加えられると、組まれた板同士がロックされ強い耐久性を持つ。また、折り畳まれた本体の厚さは4㎝のため、狭いスペースでも容易に収納できる。

アメリカだけで毎年2億5800万トン以上の家具が廃棄されているそうだが、「TATAMU Stool」は収納や持ち運びが便利なので、引っ越しのときにも折りたたんで運ぶことで、コストや時間、ストレスを軽減できるとしている。

また、TATAMU stoolはすべて日本の伝統的な家具工房で作られており、専門の職人が細部にまで注意を払いながら、すべての工程を手作りで行っている。素材はダークウォールナットからシンプルな合板、ソリッドカラー、高品質のファブリックまで、自分の空間に合わせて選ぶことができる。